映画「カラダ探し」の感想

2022-10-29 映画

10月29日
映画館で視聴
ネタバレあり
 

あらすじ

深夜0時になぜか学校に6人が集められていて赤い人に襲われる。死ぬと同じ日を繰り返し過ごすことになるため、脱出する方法を探したところ、カラダ探しという都市伝説にたどり着き、学校の中に隠されているカラダを集めをはじめる。

感想

ネタバレあり
 
1日目は状況を理解していない状態で得体のしれない化け物から逃げ回るためかなりホラーとして楽しめた。赤い人がかなり強くて障害物はなんでも壊すし、簡単に人を吹き飛ばしたりできるからかなり絶望感があったし、ただ隠れているだけのシーンでも怖さがあった。全員違った殺し方で殺される上に結構グロイ殺し方されるのもかなり怖さがあったし迫力もあった。
ただ、クリアするまで毎日殺されるのに、3日目あたりから普通に昼間に遊んだり楽しくそうに過ごしててメンタルの強さに笑ってしまった。カラダ探しについての情報がすぐに集まって攻略方をみんなで話し合うまでの流れもスピーディーで良かったが、原作のミステリー要素が完全になくなっていて緊張感がなかった。特に中盤のみんなで海で遊ぶシーンあたりから、完全に青春ドラマにシフトしていて、ついていけなかった。この状況下で青春できるメンタルの学生が6人も集まってることがホラーなんじゃないかって思うレベルだった。
カラダが頭以外見つかってからの恋愛ドラマパートもそこまで違和感はなかったが、ラスボス戦まで恋愛要素を持ち込まれて、もうぐしゃぐしゃになっているし、「化け物の前で何イチャイチャしてんの?」って感じだった。
序盤の20分位はかなりホラー映画として面白かった。中盤の青春パートも、終盤の恋愛パートも別につまらなくはなかったから、突っ込みどころは多いけど全体通して満足感はあった。
ラストシーンは次回作作るときのための伏線なのかもしれないけど別にいらなかったと思うし、最後に謎だけ残ってモヤモヤした。

参考

カラダ探し : 作品情報 - 映画.com


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