映画「サンキュー、チャック」の感想

2026-06-10 映画

目次

5月31日
映画館で視聴
ネタバレあり
 
事前情報なしで見にいったけどすごい素敵な映画だった。  

 

詳細

  • タイトル:サンキュー、チャック(原題:The Life of Chuck)
  • 監督:マイク・フラナガン
  • 2024年製作/アメリカ
  • 上映時間:111分
  • 劇場公開日:2026年5月1日
  • 配給:ギャガ、松竹

あらすじ

大規模な自然災害が地球を襲い人類が滅亡しそうな世界である日「チャールズ・クランツに感謝します。素晴らしい39年間に、ありがとう、チャック」と書かれた広告が至る所に現れる。

感想

第3章から始まって2章1章って遡っていく構成だった。
 
3章は大規模災害で人類が滅亡しそうになっている世界で教師をしている男性が主人公であきらめもありつつそこまで焦らずに日常を何とか送っているところから始まった。生徒の親との面談でも相手はネットが繋がらなくなったこととかを騒いでいるが冷静に紙で説明しようとしたり、滅亡するからと言って何か行動を変えたりはしないタイプの人だった。ただ、生徒の親で妻が学生時代に好きだった相手のもとに行って帰ってこなくなった旦那さんがいてその人との面談の時だけ人間らしさが出ていてよかった。しかもポルノ動画が見れなくなったことに救いはないのかと嘆く男性に共感してお互い笑いあうシーンで、パニックになって何か行動を起こすようなタイミングじゃなくて諦めて終わるのを待っているんだなって思った。

 
教師の男性はある日Thanks Chuckと書かれた普通の会計士っぽい男性の広告を見かける。不思議に思いながらも普段の生活を送るシーンが続くが途中で元奥さんの視点に変わる。看護師で世界の終わりを悟った人たちが自殺するのを何とか対処して、自分たちのことを自殺処理班と自虐するくらいにつかれている。その奥さんもラジオでThanks Chuckとチャールズ・クランツに感謝するCMが流れて不思議に思うが仕事に戻る。同僚たちとの会話の中で復縁したという話をよく聞き、ふと元旦那に電話を掛けたら同じチャールズ・クランツに感謝する広告を見たと言っていて話が盛り上がる。離婚しているが仲が良くて最後かもしれない瞬間に電話して談笑しているのはすごくいい関係だなって思った。

 
災害が大きくなって普通の生活が送れなくなってから元妻に会いに歩いて家に向かうことにする。途中で数学好きの葬儀屋さんのおじいさんと出会い一緒に歩く。無事に元妻に会うことができて一緒に世界の終わりの瞬間を過ごし愛しているという言葉と同時に消える。

 
この第3章の後に第2章第1章でチャールズ・クランツの人生について語られていくがどんどん第3章に出てきた人や物が映像の中にちりばめられていて、クランツの頭の中の世界の出来事で死ぬ間際に見ていた光景なんだろうなって言うのが分かって街中に自分に感謝する広告があったり、最後の瞬間が最愛の人と過ごす人が愛を伝える瞬間だったり、チャックがいい人生を送ってきたのが伝わるシーンが多くあってよかった。

第2章も最初はつまらない男性のような描き方をされているが、大道芸人のドラムに合わせて踊るシーンはめちゃくちゃ素敵なシーンだった。

第1章で全部の謎が解決して第3章と第2章で謎だったことが全部わかって、初対面の人の人生を最後の瞬間からさかのぼって生い立ちまで見ているようで面白かった。

参考

サンキュー、チャック : 作品情報・キャスト・あらすじ - 映画.com







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