映画「貞子DX」感想

2022-10-30 映画

10月30日
映画館で視聴
若干ネタバレあり
 

あらすじ

IQ200でクイズ番組などのテレビにも出演している大学院生の主人公、見たら24時間で死ぬ呪いのビデオのコピーが闇サイトで売られていて、不審死が相次いでいることを知る。そんな中、妹がビデオを見てしまい、妹を助けるためにビデオの謎について調べ始める。

感想

若干ネタバレあり
今までの貞子が死んだ映画。
最近の貞子の映画の中で一番面白くて完成度が高かったと思う。ただ、ホラーでもミステリーでもなく完全にコメディ映画になっていた。ホラー映画として見たら最低の映画と言われても仕方ないと思う。ただ、自分はかなり楽しめたし面白かった。
「リング」のファンは楽しめないかもしれないが、貞子というキャラクター自体が好きな人とコメディ映画が好きな人なら楽しめる内容だったと思う。
 
変に貞子がどういう存在か調べたり、貞子自体を倒そうとしたりせずに、「24時間以内に貞子の呪いの謎について解明する」という軸からストーリがぶれなかったのはとても見やすくてわかりやすかった。最近の貞子の映画に多いSNSで拡散されたせいで貞子の呪いが強くなったり能力が変わったりという展開がなかった点もシンプルで良かった。
貞子のシリーズを見ていると何となく解決方法がわかってしまうが、すでに起こった現象から仮説を立てて、実践したり情報収集をしたりして一つ一つ可能性を潰していって結論を導く過程は面白かった。
24時間で死ぬように変わっている点や、最初は貞子として近づいてこない点などの今までの貞子の呪いから変異した理由も最後にしっかり説明されていて、ストーリー展開に無理もないし突っ込みどころもほとんどなかった。
ただ、IQ200にしては誰もが思いつく結論にたどり着くまでが長すぎるし、主人公が考える時に変なポーズしたり、相方ポジションの王子の癖のあるしゃべり方は滑り気味だった。
 
VHSがすたれて呪いのビデオをたまたま見るというシチュエーションがありえないものになり呪いのビデオの恐怖が薄れてしまってから、いろいろ迷走していたが今回の映画の設定のおかげで貞子が呪いの怖さの象徴的存在の立場から解放されて、ただのキャラクターとして自由なストーリー展開や演出が行えているところがとても面白かったし、個人的にはうれしかった。

参考

貞子DX : 作品情報 - 映画.com


follow us in feedly

comments powered by Disqus

関連記事

新着記事