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4月11日
映画館で視聴
ネタバレあり
最初から解説とか相関図とか見てからじゃないと楽しめないくらい難しかった。
2回目見たら楽しめると思う。
音で不安にさせたり音響の演出がすごかったから映画館で観た方がいいと思った。
詳細
- タイトル:落下音(原題:In die Sonne schauen)
- 監督:マーシャ・シリンスキ
- 2025年製作/ドイツ
- 上映時間:155分
- 劇場公開日:2026年4月3日
- 配給:ギャガ
あらすじ
1910年代、アルマは同じ村で自分と同じ名前を持つ、幼くして死んだ少女の気配を感じる。1940年代、戦争の傷跡が残るなか、エリカは片足を失った叔父への抑えきれない欲望に気づき、自らの得体の知れない影に戸惑う。1980年代、アンゲリカは常に自分の肌にまとわりつく“何か”の視線におびえていた。そして現代、家族とともに移り住んだレンカは、自分の存在が消えてしまいそうな孤独感にさいなまれる。4人の少女の不安は百年の時を経て響き合い、北ドイツの農場を静かに覆い尽くしていく。
感想
タイトルが出るまでの流れはすごくインパクトが強く完璧だった。その後のアルマがいたずらするところから死者を悔やむ儀式の日の映像までは不安感とかを感じながら音の使い方とかを楽しめた。
それ以降はおいて行かれて後半まで何を見せられているのかわからなかった。初見ですべてを把握するのは無理だと思う。4人の主人公の映像が入り乱れていてそれぞれがどうかかわっているのか、時代背景などをセリフだけじゃなくて家のレイアウトとかから読み解かないといけないから難しかった。
時代背景とか全部説明がないうえに登場する場面も家と農場と川だけで家の家具や人物の年齢などから読み解かないといけない上に長い映像の時はいいが短いときもあってこれはいつの映像なんだろうとなるし、そもそも最初は何年の映像なのかとかわからずいきなり語り手が変わるからおいて行かれる。ただ退屈と感じる場面もあるけど常に言語化が難しい不安感や閉塞感みたいなところフォーカスしていて、その一点だけはブレないからそこを楽しむ感じだった。
段々時代背景や主人公たちが何に苦しんでいるのかを言葉で少し説明してくれたり映像で見せてくれるからそういう趣旨の映画なのかと理解できたし、最終的にコンセプトを理解してもう一回見たいと思えるけど2時間半は見直すには長い。
賛否両論なのは当たり前としてかなりドイツの歴史みたいなのを事前知識を持っていないと何年ごろの話か、なぜそんなことをしているのかを理解できない場面があった。パンプレットの相関図でようやく物語を補完できたからパンフレット必須の映画だった。少なくともドイツ人以外はパンフレット見てからじゃないとかなり厳しい。
映像がきれいだしこだわられていてとても完成度は高いし物語についていけなくても見る価値はあると思う。ただ映画館で観た方がいい感じの映画だった。音のこだわりがすごくてそれも一つの楽しみで家で見ていたら途中で集中が切れていたと思う。