映画「リゾートバイト」の感想

2023-11-10 映画

11月3日
映画館で視聴
ネタバレあり
 
たまたま永江二朗監督作品の「真・鮫島事件」、「きさらぎ駅」と続けて見てて、ホラー演出が好きだったしきさらぎ駅が面白かったから公開前から楽しみにしてた。
構成とかノリはきさらぎ駅みたいな感じでホラー入りでエンタメよりで楽しい感じの映画だった。
 


 

あらすじ

引っ込み思案で周囲になじめなくて悩んでいる大学生の内田桜を気遣って気分転換になればと幼馴染2人がある島の旅館でリゾートバイトに誘う。3人で旅行気分でリゾートバイトを楽しんでいたが、女将さんが深夜に料理を運んでいるのを目撃してから不安を覚え始める。
そんなか、先に旅館で働いていた岩崎から旅館の隠し怪談があることを教えられ肝試しをすることになり、それから不可解な現象が起こり始める。

感想

原作のリゾートバイトを知らずに見たけど設定が分かりやすくて見やすかった。途中、青春ドラマみたいなシーンが挟まるけど、ホラー演出の時はわかりやすく切り替わるし誰が見ても不気味な雰囲気を演出されているから違和感なかったし、日常の中にある不気味な現象が起きている演出って感じだった。
 
序盤に違和感を感じさせてて途中の肝試しのシーンからがっつり怪異に襲われ始めてからは、日常に怪異が入り込んで常に追われる恐怖を演出しててありきたりだけどわかりやすく怖かった。
襲われるシーンが続いて怖いのは怖かったけど、途中で中だるみしそうになったところでがっつり襲われて聡が意識不明になってからはガラッと雰囲気が変わって、胡散臭いけど力が強いっぽい住職が出てきたりエンタメよりのホラーになって派手なホラー演出に変わっていって展開が早くなって見やすかった。ただ、エンタメよりになってもネットでよく見る八尺様に襲われた時の対策をやるシーンとかは普通に派手なホラーでこわかった。ただ、部屋に閉じこもるエピソードはよくネットとかでも見てて好きな話だったからもっと長くやって欲しかったけど、すぐに主人公が開けちゃうのは残念だった。
 
住職が本気出し始めてからはめちゃくちゃエンタメで勢いで飛ばしてく感じがきさらぎ駅の監督の作品だなって思った。住職の手際の良さとパワープレイがすごくてエンタメとして面白かった。
エンタメで明るい感じになってそのまま終わるかと思ったらラストのシーンでちゃんと不気味なホラーを演出してるし、結局生きてる人間が一番怖いてきなオチも後味良かった。

参考

映画「リゾートバイト」公式サイト
リゾートバイト : 作品情報 - 映画.com


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