映画「パラノーマル・アクティビティ2」の感想

2023-02-12 映画

2月12日
ネトフリで視聴
ネタバレあり
 
POVのファウンドフッテージに求めていることをちゃんとやってくれてて、前作より面白かった。
1作目があまり面白くなかったから敬遠してたけど、見てよかった。
 

あらすじ

息子が生まれてホームビデオ撮ってたら変なこと起き始めたから家中に監視カメラを設置してみた家族が変死体で発見された。遺族から映像を提供してもらったから映画にしたよ。

感想

一作目の何か起きそうっていう不安感だけで何も起きずに1時間半走り抜けるブレアウィッチプロジェクトシステムから大きく変わって、心霊現象を起こしやすそうな家具の配置の家でバチバチに心霊現象を起こしてて面白かった。1作目がヒットしたから予算出たのかな?
POVあるあるの山場で急に暗視カメラに切り替わるのも、序盤でホームビデオなのに暗視カメラモードついてる自慢を挟んでたおかげで違和感なく見れた。 夫婦に心霊か悪魔が襲ってきてて地味な嫌がらせをしてたけど、急に妻に取り付いてパワープレイ仕掛けてくるっていうところまで一作目と同じで、最後、妻の姉に悪魔を移すけど、フィニッシュはカメラに人をたたきつけて、「これがパラノーマル・アクティビティや!」っていうこだわりと気持ちが伝わってくる良い終わり方だった。感動すら覚えた。
見てるときは気付かなかったけど、姉と姉の旦那が前作の主人公で、1作目の事件の原因の話と後日談も含んだ内容だった。1作目見てなくても違和感ないし、1作目見てたら一応つながってるっていういい感じの関係性だった。ただ、何か謎が解明されたりするわけじゃないから別にどうでもいい。
 
最初と最後に文章でこの映像の経緯を説明するのはファウンドフッテージとして現実味を出しててよかったけど、途中の「ミカが死ぬまで何日」みたいなのはいらなかった。
 
POVのファウンドフッテージの映画が何本も取られて、ジャンルとして確立された後の映画だから顧客が求めているもの全部やっときましたって感じで満足感が高かった。
1作目が劣化版ブレアウィッチプロジェクトだったから敬遠してたけど、この感じが続くならシリーズ全部見たいと思えるくらいPOV好きのために作られた映画だった。

参考

パラノーマル・アクティビティ2 : 作品情報 - 映画.com


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