2月25日
U-NEXTで視聴
ネタバレあり
ホラー・モキュメンタリー映画のお手本みたいな映画だった。
最初から最後まで子供が作ったドキュメンタリー映画という設定を守っていてめちゃくちゃ良かった。最初のタイトルロゴとか途中の字幕もフォントがダサいけど、編集ソフトにもともと入っているフリーのフォントを使っている感じで良かった。
あらすじ
母方の祖父母の家で過ごすことになった兄弟は二人で旅をすることになる。母親は両親の反対を押し切って駆け落ちして結婚しているため、姉のベッカが母親が祖父母に許されて和解するストーリーのドキュメンタリー映画を撮ろうとビデオカメラで撮影をするが、段々祖父母の行動に不信感を覚え始める。
感想
ストーリー展開が分かりやすくて演出も丁寧ですごく見やすかった。
最初から最後まで子供がドキュメンタリー作品を取っているという設定のモキュメンタリーで、タイトルロゴや途中の字幕のフォントがショボくて素人っぽい編集になっているのが細かいなって思った。最後の母親に助けられたときのBGMも途中で感動的なシーンに入れようとしていたBGMで最後まで演出が丁寧で良かった。
最初は祖母が深夜に奇行をしていて少し不気味な雰囲気になるだけだけど、少しずつおかしなことが増えていって祖父母両方おなしくなっていくのが定番だけど面白かった。最初にPCのカメラを祖母に使えなくされるのもちゃんと最後のオチにつながっていたし、すべての流れがオチにキレイにつながっていて流れが奇麗だった。
地味に祖父母の関係者が誰も最後のシーンまで会っていないのとかも、自然な流れだったから途中まで気付かなかったけど、何人も会いに来ているのに実際には会っていなかったのとあった人が最後殺されているのが分かるのもとてもよかった。
最後にPCのカメラが直ってお母さんとのスカイプで祖父母を映したら、お母さんが状況を把握して一気にホラーになって終盤の盛り上がりも面白かった。