映画「search #サーチ2」の感想

2023-05-05 映画

5月5日
映画館で視聴
満員だった。びっくりした。
ネタバレあり
 
神。
観終わった後は感動してちょっと泣いてた。
POVの完成形の一つ。登場人物が操作するPCやスマホの画面だけでストーリーを展開する形の映画だともうこれ以上のものは作れないんじゃないかっていうぐらい完成度が高かった。
突発で観に行ったけど、観に行って本当に良かった。
全人類が見るべきPOV映画の一つに仲間入りです。
 

あらすじ

ロサンゼルスから遠く離れた南米・コロンビアを旅行中に突然消息を絶った母。デジタルネイティブ世代である高校生の娘ジューンは、検索サイトや代行サービス、SNSなど使い慣れたサイトやアプリを駆使して母の捜索を試みる。

感想

前作とまったく同じ手法でまったく同じテーマの映画だけど、新しい試みもしているしそれがすべて効果的だった。ハイテンポかつストーリーも二転三転して見てる人をミスリードするような展開が何回もあって最後まで結末が読めなかった。主人公に寄り添う登場人物の構成が前作に似ているから、前作を見ていると余計に間違った推理をしてしまうような展開が多かった。前作のオチから登場人物全員を信用できなかったし、途中から主人公も絶対に無関係なおじさん以外を信用しないようになって本当に誰が犯人かわからなかった。
序盤にいらないんじゃないかって思うようなコメディタッチな演出もあったけど、最後にちゃんと伏線として回収されてて感動した。最初のPC画面の内容が最後に全く違う意味合いでもう一度出てくる演出はもう感心して泣きそうになった。前作もストーリー展開自体はよかったけど、POVの演出がユニークで話題になっていてストーリー単体だとそこまで面白いものになっていなかったと思うけど、今回のストーリーは普通にミステリーものとして面白かったし、そのまま小説にしても面白いような内容だった。
1作目も衝撃的で面白かったけど、1作目の序盤のテンポの悪さが改善されていて、最初からクライマックスのような勢いでストーリーが進んで飽きなかった。画面上で起こってこと以外は、監視カメラの映像がメインになってくるため、前回はアクションシーンに迫力がなかったけど、監視カメラの配置が完璧かつ分かりやすい暴力で攻めてきたため、本当に事件が起きた時の映像のような迫力があった。
最後の警察が入ってくるシーンは反則に近い斬新な方法で迫力のある映像になってたけど、最初に伏線を張っておくことで違和感なく受け入れられた。
最後に前作同様にメッセンジャーの内容で家族愛を描いて、登場人物みんな幸せになってほっこりエンド。最高。

参考

search #サーチ2 : 作品情報 - 映画.com


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