2月12日
ネトフリで視聴
ネタバレあり
なんか2が二つあったからついでに視聴。
両方正式な続編らしい。
あらすじ
アメリカ旅行していたお姉さんが旅行中に事故にあって両足骨折して帰ってきた。寝ている間に車いすが勝手に動いていたり不思議なことが起き始めたから、カメラで撮影するのが好きな主人公は不思議な映像が取れるんじゃないかとカメラを回し始める。
感想
正式な続編がアメリカ版と日本版の両方で作成されるという珍しい作品だが、1作目との関係性やストーリー展開などはアメリカ版とほとんど同じで、演出や悪魔に取り付かれてからの動きや終わり方がJホラーぽい感じにアレンジされていて、両方見ても楽しめるような内容だった。
ただ、1作目とのつながりを作るためとはいえ、事件の後のケイティを車ではねたせいで悪魔に取り付かれたっていうのは理不尽すぎて可哀そう。
心霊現象が起きてからの対応が日本人ぽい感じだったけど、盛り塩を床に直で盛るのはかなり面白かった。何もないのに勝手にふぁさーって飛び散る演出の見栄えのためにあえてやったんだろうなって意図はわかるけど、さすがに小皿に乗せるだろってなった。
1作目やアメリカ版でもやってたけど、霊感持ってる知り合いに見てもらったら気分が悪くなって逃げるように帰ったり、お祓いをしてもらった霊能者がお祓いの後に死んでたり、定番の演出のおかげで派手な心霊現象がなくても怖くて良かった。
お父さんと連絡が取れなくなった日の夜にお姉さんが発狂したシーンで、お姉さんを探している流れで地味に押し入れからお父さんの足がはみ出てるのを一瞬映り込ませているのも丁寧でよかった。
終盤のシーンで少し無理やりでも定点カメラに人間を投げつけて「これがパラノーマル・アクティビティや!」精神を見せてくれて、嬉しくて発狂しそうだった。直前までJホラーの心霊ドキュメンタリー的な感じで家の中を探索してたからもうないのかなって思ってたけど、ちょっと無理やりカメラの前まで運んで投げつけてくれてありがとうって思った。
1作目のDVDに得点で別バージョンのエンディングを作ってたけど、定点カメラに人を投げつけるエンディングにしてなければ、ここまでの感動がなかったと思うとまじで別バージョンのエンディングにならなくてよかったと思う。1作目の功績はそこぐらいって言ってもいいくらいカメラに人を投げつけるシーンがよすぎて最高。
1作目見た時点ではここまでいいシリーズになるとは思わなかった。
終わり方が、アメリカ版と違ってパワープレイで殺すだけじゃなくて、お姉さんが説明付かない瞬間移動したり、心霊に取り付かれた人の異常な表情を映して終わる感じが、Jホラーっぽくてわざわざ日本版を作った意味があったと思う。
完成度が高くてアメリカ版でも日本版でもどちらでも1作目とのつながりは同じくらいだったからどっちを見てもいいと思うけど、ケイティ達姉妹の過去の話みたいだからアメリカ版を見てから3を見たほうがいいかもって思った。
近々3も見ようと思う。