1月28日
映画館で視聴
ネタバレあり
特典のチラシが欲しくて無くなる前に見に行かなきゃって思って公開二日目で視聴。
ポスターどおりの映画だった。
あらすじ
ピンクの雲が全国で突如発生する。そのピンクの雲に触れると10秒で死ぬため、世界中でロックダウンになり、人々は建物から出られなくなる。
感想
一番最初に脚本が書かれたのが2017年で撮影されたのが2019年であることと、コロナでロックダウンが行われていた時期の現実と映画の内容が似ているのは偶然であることが説明されるが、この前提があるのとないのでは映画の見え方がわかってくるからすごくよかったと思う。
現実でロックダウンが起きる前に撮られていることもあって、現実のロックダウンあるあるや実際の事件が盛り込まれていなかったり、コロナ対策に対しての社会風刺や政治的なメッセージなどもなくて、純粋に「突如外に出れなくなった人々」というシチュエーションで話が進んでいって見やすかった。
男女で外に出れないという事実の受け取り方が違ったり、楽観的にとらえて適応する人と過去の状態に戻ることを望む人で意見が食い違って口論になるが、外に出れないから一緒に生活するしかないのがかなりつらいなと思った。
ストーリーとかは無いに等しいし、SFスリラーを謳っている割には緊張感はないけど、感情表現とか演出で満足感は結構高かった。