映画「ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男」の感想

2024-01-10 映画

12月22日
U-NEXTで視聴
ネタバレあり
 
変なタイトルだと思ったらそのまんまの内容だったし、まじめなドラマだった。
配給会社が分かりやすく邦題を付けたのかと思ったら、原題が「The Man Who Killed Hitler and Then The Bigfoot」でそのまんまだった。
期待以上にストーリーも演出もしっかりした映画だった。
 


 

あらすじ

第二次世界大戦で極秘でヒトラーの暗殺をした男が現役を引退して老後を過ごしていたが、ある日アメリカ政府とカナダ政府にビッグフットを殺すように依頼される。

感想

本当にヒトラーを殺した男がビッグフットを殺すだけの映画だった。信じられないくらいタイトル通りだし完成度も高かった。
回想のヒトラーを殺すシーンのかっこよさがだけでお腹いっぱいなのに謎に偉い人たちが真剣にビッグフットを殺すように説得するシーンは最高だった。設定に無理があるのになぜか説得力があるし映像が綺麗だった。こんなにめちゃくちゃなタイトルなのにタイトル通りのことあるんだってくらいタイトル通りかつ映画として完成度が高かった。
主人公の普段の生活の描き方と回想のバランスが完全に戦争映画の感じでヒトラーを殺す話の階層だけで満足してるのに、その後に真剣にビッグフットまで殺してくれるなんてなんていい映画なんだってみている途中で思ってしまった。ビッグフットとの戦いはしょぼかったけどなぜか戦いの中で通じ合うものがあったような演出とか殺した後に悲しむような仕草とか自然だった。
完全にB級でビッグフットもしょぼいし面白くないと感じる人もいそうだけど、なぜかバカにされたらキレそうなくらい好きになれた。名作と言ってもいいけど点数をつけるならちょうど50点の映画だった。

参考

ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男 : 作品情報 - 映画.com


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