映画「きさらぎ駅」の感想

2023-07-16 映画

7月15日
アマプラで視聴
ネタバレあり
 
元々の都市伝説の要素を踏まえしつつ、すごく見やすい構成になっていて面白かった。
元ネタ自体が短いのに変なオリジナル要素を追加せずに基本的には元ネタ通りになっている上に、前半と後半で全然違う演出になっていたのがよかった。
上映時間自体も短いしすごく見やすかった。
 


 

あらすじ

神隠しについて研究している大学生がネットで話題になった都市伝説のきさらぎ駅について、実際に体験した人に会いに行って体験談を聞く。

感想

最初の体験談を聞く段階はCGだったりがショボいけど普通にホラー映画として怖いし面白かった。話の内容自体はそこまで怖いというよりは不思議な体験という感じだけど、一人称視点で見せることで臨場感があって面白かった。元ネタの異世界での話自体が長くないし、一人称視点にも慣れて来たぐらいで前半パートが終わって、後半パートで見せ方が変わるのでとても見やすかった。
 
後半パートで主人公がきさらぎ駅に行って、前半に聞いていた話とまったく同じ体験をすることになるが、前半パートと違って三人称視点になっているし、演出もコメディ寄りだった。何が起こるか分かっているので異世界脱出RTAみたいな効率化した動きで攻略してくのは、ホラー映画に求めていたものではないけど普通に面白かった。
最後の裏切り的な展開は意外性もないけどあれはあれでスッキリ終わってて良かった。最後にエンドロール後に主人公が電車に乗っているのも、取り残された人たちがどうなるかまで丁寧に見せてくれてくれているのも良かった。

参考

きさらぎ駅 : 作品情報 - 映画.com


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