7月1日
映画館で視聴
ネタバレあり
ホラーの演出や怨霊のデザインと設定は好き。
VRについてとか研究所のデザインとかはあまりよくなかった。
あらすじ
南の島でVRの研究をしている研究チームの「シンセカイ」に新メンバーとして脳科学者の片岡友彦がやってくる。シンセカイのメンバーに不審なことが起こり始めて原因を究明しようとする。
感想
幽霊の設定とデザインと島の住人のキャラクターはすごくよかったし、最初の方のホラー演出も怖かったけど、ストーリーパートは言ってることがずっと浅くてショボかった。VRとかを絡めた新しいホラーを取りたかったんだろうけど、ホラーの演出はとてもうまいし怪異の設定もうまいのにストーリーだけがショボくてストーリーが進めば進むほど冷めていった。
幽霊の正体について霊媒師のおばあちゃんが説明するシーンとかは普通のホラー映画ですごくよかったけど、それ以外はVRどころかITについて一切わかってないけどほかの映画でよく使われてる演出や小物でそれっぽくしてるだけだった。
だれでも見れるような船の中で上司からの仕事についての映像を普通に見てたようなリテラシーの無いやつが、島でやるのはセキュリティ面から正解みたいなわかった風なこと言っててうざかった。
途中から幽霊を閉じ込める方法もよくわからなくておいてかれたし、終盤のびしょびしょの鳥居がなぜかきれいに燃えたり、ヒロインがVRの世界で主人公と一緒に過ごすこと選んだことも意味不明だし、エンドロールでなぜか鳥居が復活しててJKが入水していくのも変に含みを持たせた感じもモヤモヤした。
どうせ続編もないだろうからスパっと終わらせて良かったと思う。