映画「この子は邪悪」の感想

2025-11-30 映画

目次

10月11日
U-NEXTで視聴
ネタバレあり
 
前知識ゼロで見た。前半のゆっくりした展開は少し退屈に感じたけどラストで盛り返してきた。
ウサギいっぱいでかわいかった。
 


 

詳細

  • タイトル:この子は邪悪
  • 監督:片岡翔
  • 2022年製作/日本
  • 上映時間:100分
  • 劇場公開日:2022年9月1日
  • 配給:ハピネットファントム・スタジオ

あらすじ

心理療法士の窪司朗は一家で交通事故に遭い、窪司朗は足に後遺症が残り妻は植物状態になり次女は顔に重度のやけどを負ってしまう。娘の花は心に深い傷を抱えて学校にも通わずに家で家族と過ごしていた。花はある時、母親が心神喪失状態になった原因を探っている高校生の四井純と出会い、次第に仲良くなっていく。
ある日、植物状態から回復して家にお母さんが返ってくるが違和感を抱えた花は四井純に打ち明けたところ、四井の母親の心神喪失と関係があるかもしれないといわれ一緒に原因を探していく。

感想

始まり方が地味だったけど時代感も地域性もわからないまま不思議な行動をする人間の写真を撮る高校生のシーンから始まって少し引き込まれた。序盤から主人公の花の周りの環境が特殊すぎて違和感しかないまま進んでいって終盤に回収されるんだろなってシーンが多すぎてどんどんストーリー展開が読めてきていつ主人公がその結論にたどり着くんだろうって思いながら見ていた。
 
全体的に勘が鈍い人しか出てこないのと明らかに父親に洗脳されている人しか出てこないからストーリーが進まなくてテンポが悪く感じた。世界観が独特だから飽きずに見れたけどあまりこれと言って驚くような展開もなく最後のめちゃくちゃな畳みかけをしてくるシーンまではゆっくり進んでいった。ミスリードしたいのか何なのかわからないが妹の部屋の仮面のコレクションが怖すぎるのと明らかに鏡がはがした跡があったり家の中の様子がおかしくてそこの雰囲気はよかった。
 
ラストシーンでちゃんとタイトルを回収して終わる終わり方はよかったけど、奥さんのおなかに顔を近づけているシーンで何となく察せたからそこまで意外性はなかった。演出がよかったからラストシーンの満足度は高かった。

参考

この子は邪悪 : 作品情報・キャスト・あらすじ - 映画.com


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