映画「アンティル・ドーン」の感想

2025-08-17 映画

8月10日
映画館で視聴
ネタバレあり
 
原作のゲームは知らなかったけど普通にホラー映画として楽しめた。
B級ホラーの死亡シーン詰め合わせみたいな序盤からの推理パートもあって音楽も良くてワンシチュエーションスリラーなのにチープな感じがあまりなくて面白かった。
 


 

詳細

  • タイトル:アンティル・ドーン(原題:Until Dawn)
  • 監督:デビッド・F・サンドバーグ
  • 2025年制作/アメリカ
  • 劇場公開日:2025年8月1日

あらすじ

一年前に失踪した姉のメラニーを探すために友人とともに旅をしていたクローバーはメラニーから最後に電話があったガソリンスタンドの店員の証言をもとに山荘を訪れる。夜になると突然覆面の殺人鬼が現れて全員殺されてしまう。しかしなぜか山荘に訪れてすぐの時間に戻っていた。再び命を狙われて殺されてを繰り返しながらループから抜け出す方法を探し始める。

感想

設定自体はわかりやすくて、冒頭の車やガソリンスタンドで登場人物全員の関係性と個性を自然に説明するようなシーンがあってその後の展開とかでも違和感とか疑問もなく受け入れられた。
物語の舞台になる山荘に着いてからはワンシチュエーションスリラーで少し低予算感が出てくるけど少しずつ主人公たちが情報を集めていって脱出に近づいていく感じがミステリー的な要素もあって飽きずに観れた。
 
一回目死んでからは死んでも生き返るって言うのが分かっている状態で見ているから緊張感が薄れるが毎回主人公たちを取り巻く環境が変わるのといろんなホラー映画の死に方のパターンを見せてくれるから同じ日の繰り返しの様に感じなかった。
重要な要素がそろってからは一気に話を飛ばして、スマホの動画で情報をまとめて教えてくれてストーリーがダレずにテンポよく進んで見やすかった。スマホの動画もPOVホラーのような演出になっていて、結局は主人公たちが死んでいるだけの映像なのに今までのパターンと変わっていて楽しめた。
 
ストーリーの本筋は精神科医の人の独白でまとめてくれるし、最後の方の展開も緊張感もあってすごく面白かった。最後はB級ホラー的な会話で主人公たちが帰っていって安っぽかった。最後の監視カメラのシーンが変わるところは原作のゲームの舞台らしい。
普通に原作のゲームがどういうゲーム性なのか気になったしストーリーも面白そうだからやってみたいって思った。

参考

アンティル・ドーン : 作品情報・キャスト・あらすじ - 映画.com


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