7月20日
U-NEXTで視聴
ネタバレあり
緊張感がずっとあって、当時の映像も使われていて臨場感もすごかった。
テロが起こってからのテンポ感がすごくよくて面白かった。
あらすじ
1972年9月5日のミュンヘンオリンピックの選手村で、パレスチナ武装組織「黒い九月」がイスラエル選手団を人質に立てこもる事件が発生した。現地でテレビ中継していたスポーツ番組の放送クルーがテロリストと警察の動向をテレビで生中継をすることになる。
感想
最初からテンポが良くて実話をもとにした映画の中ではかなり面白い方だった。
テレビ局側の事情とかを話している時間は理解できない部分が多かったが、始まってすぐに銃声を聞いてテロについての話に入っていくから退屈さは感じなかった。
銃声を聞いてテロと確信してから使えるリソースとできる行動を整理して生中継の計画を立てて実際に生中継を開始するまでのシーンは緊迫感があってテンポも良くて面白かった。途中テロ以外の事情で中継が止まったりするけどそれもテンポよく解決していって退屈しなかった。終始中継の内容をメインで裏のゴタゴタは偉い人が勝手にやってくれてたから同時進行的に話が進んでいてテンポは良かったけど少し理解が難しいところがあった。
電話越しにリポーターに中継させるシーンで電話をサクッと改造してテレビ中継に乗せれるように改造する技術者のさりげない仕事とか字幕の人とか当時の職人技のスタッフが言われたことをすぐに解決してくれるからどうやって生中継を続けるかの作戦とテロがどうなっていくかだけに集中できたしほとんどモブキャラみたいな人たちもかっこよく映っていた。
最後の結末を聞いてからはゆっくりとしたテンポになって最初の中継を始める前のゆったりした日常のシーンと同じ雰囲気になって事件が終わったんだなって感じた。字幕で詳細を語って終わるエンディングは実話をもとにした映画って感じがした。