4月12日
映画館で視聴
ネタバレあり
いきなり竹原ピストルが出てきてしかも演技がうまくてびっくりした。
あらすじ
市役所の生活福祉課に務める佐々木守は同僚の宮田から先輩の高野が生活受給者と肉体関係を強要しているかもしれないという噂について相談をうける。断り切れず手伝うことになった佐々木はシングルマザーの愛美の元を訪ねる。真相はわからなかったが、愛美の娘にクレヨンを買ってあげる約束をした佐々木は再度家を訪れると愛美から頼られるようになり度々家を訪れ育児を手伝うようになる。
感想
始めの方は主人公の真面目さが強調するためとヒロインについての状況説明だけでいまいち面白くなかったけど高野が捕まったあたりから窪田正孝の演技がめちゃくちゃはまり役で面白くなっていった。窪田の彼女役の人も性格の悪い田舎のヤンキー女って感じですごくよかった。
主人公が真面目なはずなのにヒロインの子供のためとはいえ生活保護受給者と頻繁にあっていて、そのきっかけもクレヨンを買ってあげるって約束したからっていうのもちょっと薄いなと思った。クレヨン買ってあげるまではわかるけどその後頻繁に会い始めるまでの流れが速すぎると思った。
闇堕ちみたいな演出しているけどそこまで闇堕ちしてなくて目のメイクだけで乗り切ってる感じがあった。闇堕ちパートが弱いせいで木南晴夏の誰にも頼れないシングルマザーが自殺未遂する流れで主人公が悪者過ぎるし胸糞悪かった。
最後の全員大集合して大暴れのシーンは迫力だけで面白かった。このシーンだけで全部回収して最後にそれぞれの登場人物のその後をさりげなく映して終わるのは邦画らしくてよかったなって思った。主人公が公務員をやめたか辞めさせられたかわからないけどあそこから捕まらずに再就職しているのはどうやって事件を収めたのかだけ気になった。