映画「キラー・ナマケモノ」の感想

2024-05-05 映画

5月1日
映画館で視聴
ネタバレあり
 
キラーナマケモノってタイトル通りの映画ですごく満足度が高かった。
気のせいか最初のアルバトロスフィルムのロゴがいつも以上に輝いていた気さえする。
アルバトロスのロゴからのタイトルまでの完璧な流れで期待値が上がってしっかり期待通りのものを見せてくれる素晴らしい映画だった。
 


 

あらすじ

地味な学生私生活に焦りを感じていた女子大生のエミリーは怪しいペット業者に進められ、パナマのジャングルで捕獲されて密輸入されたナマケモノをpっととして飼うことする。
周りの女子大生もナマケモノの可愛さに夢中になり、一躍人気になり女子寮のマスコットになってしまう。

感想

アルバトロスって最近普通の映画を配給しているイメージあったから久しぶりにちゃんとしたB級映画を見せられてアルバトロスってこういう配給会社だったなって思い出させてくれた。
キラーカブトガニと名前が似ているけど、ちゃんと意図的に作られたB級映画って言う点も同じでCGとかはあまり使われていなくてアナログな手法でナマケモノを動かしているけどそれがいい味出てて良かった。演出のショボさもわざとらしいくらいショボくてすごくよかった。
最初のキャラクター紹介と主人公が置かれている状況を説明するようなシーンがセリフの字幕とSNSのプロフィール文の字幕が両方出ていて読むのが大変だった。それ以降は何を見てるんだろうって思うぐらいB級映画だった。
全体を通して昔のB級映画のパロディコメディみたいな感じでナマケモノがなんでこんなに強いのかとかよくわからないけどめちゃくちゃ強いし頭が良かった。ストーリーじたいはナマケモノが強すぎて人を殺し続けるだけだけど、いろいろなメッセージをぐちゃぐちゃに詰め込んでいろんなことを展開を起こして飽きさせない感じになっていた。最初から最後まで女どうしの権力争いとSNSとかで見栄を張ったりすることに対するアンチ的なメッセージだったりがメインだけど、途中で寮母の人が死ぬシーンで生きる意味や目的をもってちゃんと生きろとか動物の密漁に対しての抗議的なメッセージとか、急にいろんな要素を入れて内容があるような感じに見せているけど、ナマケモノが女子大生を強烈な殺意を持って殺しまわるだけの映画だから一貫してコメディとして笑って見れた。

参考

キラー・ナマケモノ : 作品情報 - 映画.com
映画『キラー・ナマケモノ』公式サイト


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